1月の全体研修は『喀痰吸引・経管栄養について』講義させて頂きました。
まず平成27年に改正があり、特別養護老人ホームは基本要介護度3以上の方しか入居が出来なくなりました。要介護度3以上となると、実際には身体的支援(介護)が多くなります。身体的支援が多くなると言う事は、自然に医療依存度が高くなっていきます。あさひが丘としては、地域から求められる医療的ニーズに応えられるように環境を整えていかなければいけません。今回の全体研修では、今後あさひが丘が医療的ニーズに応えられるようにしていくための方向性を伝えていきました。
では医療的ニーズに応えていくには、どうすれば良いか・・・。
看護師だけでその環境を整えるのではなく、ユニットの支援員も出来るだけ携わっていき、お互いが協力し合う事で1人でも多く医療的ニーズが高い人を受け入れていく、又は医療的ニーズが高くなった入居者様を支援していくことが出来るようになります。ただ、ユニットの支援員が吸引や経管栄養に携わるには、喀痰吸引の研修を受講し資格を得なければいけません。
(※喀痰吸引研修及び資格とは:口腔内・鼻腔内・経管栄養の知識を座学で学び、3日間の実地研修を行い、その後の試験に合格して施行できる資格)
今後も地域から求められる医療的ニーズに応えていけるように全体研修の場を通して方向性や必要性を伝えていきたいと思います。
commented by Y.Harada